「遺産分割協議はやり直せるのかな?」なんて、お悩みではありませんか?

遺産分割協議は相続人で話し合って遺産の分け方を決めるというもので、相続人全員が合意する必要があります。

「相続人全員が合意したのにやり直すなんて無理かもしれない。。」と思うかもしれません。

実は、遺産分割協議のやり直しは、相続人全員の合意があればできるのです。

今回ご紹介するのは、遺産分割協議のやり直し方や注意点についてです。

遺産分割協議について理解して、相続人みんな納得できる相続を行いましょう。

遺産分割協議のやり直しは可能!

遺産分割協議のやり直しをすることは可能です。

ただし、「遺産分割協議のやり直しをしたい」と主張している相続人が一人でやり直せるわけではありません。

遺産分割協議を行うのに相続人全員の合意が必要だったように、やり直しの際にも相続人全員の合意が必要となります。

何度もやり直しを行うことにならないように、やり直しをする際には税理士や弁護士といった専門家に相談するのが良いです。

やり直しを避けるためにも、どのような場合に遺産分割協議のやり直しが起こるのかを確認しておきましょう。

遺産分割協議をやり直しするケース

遺産分割協議をやり直すのは、以下のようなケースが考えられます。

  • 相続人の誰かがあとから分け方に不満を持った場合
  • 遺産分割協議後に新たな遺産が見つかった場合

いずれの場合も遺産分割協議をやり直すことは可能です。

ただし、相続人全員の合意がなければなりません。

誰かが不満を持ってやり直しが提案されるケースは、遺産分割協議をやり直さないで済むようにしっかり話し合うことで避けられます。

しかし、しっかり話し合った場合でも新たな遺産が見つかることがあるので、新たな遺産が見つかったらどうするのかを事前に遺産分割協議書に書いておくのが良いです。

弁護士などの専門家に遺産分割協議書の作成について相談すれば、やり直しについて揉めにくい遺産分割協議書を作ることができます。

遺産分割協議で揉めたら調停や審判ができる

遺産分割協議をしても、話し合いがまとまらないこともありえます。

このとき、法律で決められている分割割合で相続する以外に、裁判所に調停を申し立てることが可能です。

調停では、各相続人の主張や事実関係の確認などをしたうえで話し合って、揉めている当事者同士の納得と解決をはかります。

調停は法廷で行う裁判とは異なり、ラウンドテーブルに当事者たちが座って話し合いをするというものです。

裁判のように判決をもらうのではなく、話し合いによって落としどころを見つけるという特徴があります。

調停で解決しそうにないときは、裁判所に審判を求めることも可能です。

審判でも各相続人の主張や事実関係の確認が行われますが、最終的に裁判官が分割方法を決めます。

遺産分割についての揉め事は、調停と審判をどちらから行っても構いません。

調停と審判のどちらを求めるべきかは状況によるので、弁護士に相談して決めると良いでしょう。

遺産分割協議について、専門家に相談しよう

遺産分割協議は、財産がどれだけ手に入るのかという重要なことを話し合うので、相続人の間で揉めやすいです。

相続人全員の合意があれば、専門家の関与がなくとも遺産分割協議を行うことはできます。

しかし、あとからやり直しをめぐって争いになることもあるので、弁護士や司法書士に遺産分割協議書を作成してもらうべきです。

専門家に状況に応じた遺産分割協議書を作ってもらえば、争いの可能性を下げられたり、争いになっても解決しやすくなります。

また、調停や審判を行おうと考えている場合も、まずは弁護士に相談するのが良いです。

弁護士に相談すればどちらを行うべきか提案してもらえたり、調停や審判を行わなくとも弁護士が間に入って話し合うことで解決することがあります。

ちなみに、遺産分割協議をやり直したら、相続税についても見直さなければなりません。

相続税については、税理士に相談しましょう。

遺産分割協議をやり直したら相続税も見直そう

遺産分割協議をやり直したときに注意するべきことは、相続税についても見直さなければならないということです。

やり直しをすることによって相続する財産金額も変わるので、新たな相続税額を計算しなおさなければなりません。

相続税の計算は複雑で、やり直しをすることによって申告ミスが起きてしまう可能性は高いです。

したがって、遺産分割協議をやり直した場合には、相続税について税理士に相談するのが良いでしょう。

「税理士に頼るのは緊張する。。」「何を話せば良いのかわからない。。」と思う方も多いと思います。

しかし、ほとんどの税理士は話しやすい雰囲気で気楽に悩みを聞いてくれるので安心してください。

初回の相談は無料で行っているという税理士もたくさんいます。

まずは、近所の税理士事務所や知り合いの紹介などで、無料相談に行けるところを探すのが良いでしょう。

もしもそれで見つからないようなら、税理士紹介サービスを活用すると良い相談先が見つかります。

税理士紹介サービスをうまく使って、相続税の申告を安心して行うためのパートナーを探しましょう。

まとめ

遺産分割協議は、相続人全員の合意があればやり直しをすることができます。

何度もやり直しをすることにならないように、専門家に遺産分割協議書を作成してもらうべきです。

また、遺産分割協議をやり直したら、相続税も計算し直さなければならないので注意しておきましょう。